ヨガとの出会い

母が他界し、
自分を見失い、
自分を責め続けて無理をし続け、過労で入院。

人が生きる事って何だろう、
わたしってどうしてここで生きているんだろう

答えの見えない
出口のないようにみえる
暗いくらいトンネルのなかにいるようでした。

本当に周りに誰もいなくなってしまったようにすら思えてきて、
さらに自分をどん底へと押し込もうとする・・・

自暴自棄な時間が続いていたある日、

今の私とは切っても切り話せないもの、

ヨガと再会しました。

当時mixiで出会った方から
素敵なヨガスタジオを教えていただいたのです。

体を大切にする意味ではなく、
ただただ、一心不乱に傷ついた心を
何とかしようともがいていたのかもしれません。

幼い頃から続けていたダンスを
15歳でやめて太り続けて巨体になって以来、
痩せた後でも、何一つ運動が続かなかった私が、
毎週毎週何度もなんどもクラスをとり、
スタジオに足を運びました。

そして、そこでの出会いが出会いを呼び、
そのころの体験が今の私を作っていきました。

この頃に感じていたのは
「何か面白い事をしている人」を探そうとかいうことではなく、

自分で何かを創っていてクリエイティブな人に会いたい

そんな風に思っていました。

この気持ちが強い引き寄せになって、
パン職人をしている友達ができました。
同じ歳で、もう既にパン工房とカフェを経営している素敵女子でした。

この人と出会って、私が好きな本を貸したところから、
舞台女優さん、
NPOを起こしている女性、
自営業の男性、
ボランティアに力を入れているお母さん、
などたくさんの人たちに巡り会えました。

本当に驚く程友達ががらっと変わっていったのです。

そしてそんな人たちの暖かさのなかで、

本当の豊かさって何か、
心が幸せを感じるってどういうことか、
体ってなんなのか。

を考えるようになりました。

お金じゃない大切な何かをつかみかけた・・
そんな風に感じていました。

それからヨガとマントラのトレーニングに打ち込むうちに
どんどん不思議な体験をするようになりました。

瞑想中に色が見える、
人と人をつなぐカラーが分かる、
人の周りのエネルギーが色になっているのがわかる
邪悪な気持ちを持っている人への不快感がどんどん高まる・・など

そして瞑想中に、
亡くなった母の声が聞こえ、姿が見え、会話ができる

という状態が起きていきました。

コレはいったいなんだろう??

瞑想中に母の姿が見えてきて
私にいろいろなアドバイスをくれる

そんなことから始まり、
やがて、子供のころに持っていた
大切な感覚を取り戻してきたのです。

それが何かを知りたくて私はもともと好きだった、
哲学や歴史の学び、ヨガの経典を学ぶ
ということに没頭していきました。

バリ島の師のもとへ何度も足を運び、
そして世界中の様々なヨガスタジオへ通いました。

ひとつ扉が開けると、奥の廊下へ続く扉は
いくつもいくつもスムーズに、
自動的に私の前に道を開きました。

そして今は離れてしまいましたが、とても大切な友人から
ドリーン博士のオラクルカードの存在を教わり、
現在の活動の出発点へとたどり着いていったのです。

運命の転機がつながり始めていました。